話を聞けること聞けない子

言うことを聞かない子どもは、学校へ行っても先生の話や友達の話を真剣に聞くことが出来ません。
もし、そのまま放っておくと、当然子どもに何らかの影響は出来てきます。

例えば、重要な話を重要と感じないため、忘れ物をしたり、重要な作業に緊張感が持てずに失敗したりなどです。

しかし、それは育ってきた背景に理由があることがほとんどです。

現在、このようなお子さんがいて困っている親御さんは多いと思います。
では、そんな方は、以下のことを思い出して、記事を読んでみてください。

①”私”の話をするのと、”子ども”の話を聞く時間は5:5ですか?
②”私”の都合で行動を決めていませんか?

まず①ですが、子どもが言うことを聞かないようになったのは、”言うことを”聞いてくれない親が目の前にいるからです。
往々にしてある例が、兄弟がいて、下の子の面倒ばかり見ていて、上の子が何かを言っても、聞き流してしまっているケースです。
これは、”子ども”からすれば、真剣に話しているのに・・・。と感じていたはずです。
ただ人間は”言葉にする”ことでストレスや心のなかで溜まっていたものが浄化することを”言葉”を使って覚えていきます。
子どもはもっとシンプルです。
伝えたいことを親へ”言葉”にして伝えることができたら、”伝わった”かどうかは気にせずに満足してしまうのです。
当然ここで、”返事”がないことが常態化してしまえば、”子ども”にとっては、それがふつうのコトになるのです。

つまり、子どもが”言うことを聞かない”というのは、親がその子へしている対応そのものを表していると言っても過言ではないし、そうすることが正しいと判断してるにちがいありません。

②についてですが、お子さんをお持ちの方は”子ども”の主張をどこまで尊重しているでしょうか。
普段から”~~をしたい”と発言した子どもに対して、”ぅん、それにしよう!”とか、”それがイイね”と返事をしたことはあるでしょうか。
ここで言いたいのは、行動の全てを親が決めてしまっては、子どもは”我”を押し通せば何でも通じる、または、気に入らないことがあれば、”話に乗らない(話をきかない)”ことに徹するようになるということです。
簡単にいえば、耳をふさぐことになるのですね。

では、どうすれば、”人の話を聞く子ども”になるのか、その解決策です。

子どもは自分の存在と自分の発信するメッセージを受け取って欲しいのです。
ですから、”全て”でなくていいので、なるべく多くの時間を子どもと過ごして下さい。
同じ部屋にいるからOKというわけではありません。
子どもが過ごす時間の中に、親という存在を入れるのです。
積み木・ぬりえ・勉強・趣味、、、何でもいいんです。
少しの時間だけでも、苦しみや喜びを一緒に味わえること、味わったことが子どもにとっては大きな宝になるのです。

その中で子どもが親に対して”親切心”を覚えたり、何でも知っていると勘違いして”尊敬”したりするわけです。そこでそっぽを向いているようでは、尊敬や信頼はとても薄いものになってしまいます。

話を聞いてあげることが常態化すれば、子どもも親に対して話を聞くようになります。
それがいずれ、親以外の大人への対応へと変化していきます。
またそれが勉強という面で見れば、学校の先生や、趣味(書道・ピアノ・水泳など)の世界でも活かされることになるのです。

子どもとの会話、そして子どもからのメッセージをなるべく多く受け取ってあげてください。