勉強は「時間×質」で決まる!

勉強は「時間×質」で決まる!

ダラダラと課題をクリアしたからと言って、中学生の学力が上がるとは思いませんし、
実際に上がっている人はいません。
ただし、基礎力の補強という面で見れば効果は少なからずあります。
ここでは、学力アップのコツとして、勉強の質についてみていただきます。

有名塾ほど時間にタイト

時間は返せない
時間は返せない

有名塾と言われる都市部に集中する学習塾の多くが実践していること、
それは時間の管理と内容の充実です。

競争が激しい都市部ではこういった塾が非常に多く、またそういった塾はそれなりに難関校と呼ばれる高校へ
中学生を輩出しています。

一方、都市部から離れると、授業の復習を中心に、良くても予習をする程度でしょう。
内容も、学校の授業範囲で終えているところが非常に多いです。

ここで大切なことは1つです。
それは、塾であっても、自宅学習であっても、求めるもの(目標)は変わらないということ。
つまり、なぜ学習をするのか、なぜ勉強をするのかと問われれば、
①行きたい高校があるから
②親が高校へ行けというから
③将来○●の職業に就きたいから
などの答えが返ってくるはずです。

①~③のいずれの回答であっても、間違いは一つもありません。
なぜならそれが個人が持っている”目標”であり”追い求めているもの”だからです。

大手の塾だったり、有名塾といったところは、意外と”目標”に厳しく指導をする傾向があります。
つまり、学校のように授業を始めて、時間が来たら終わり。
1学期、2学期、3学期と終われば、次の学年へ。
対して学習塾はどうか、
講座を始める前に、『目標シート』や『未来の自分』というテーマで紙に自分の文字で書かせる。
それをノートに貼ったり、持って帰らせていつでも見れる場所(トイレや自分の机の上、机付近の壁)に
貼るように指示を出します。

あなたがそうであるように、何かを始めようとしたときに、”なぜ”それをやるのか明確な理由があるのと
そうでないとでは、作業の効率(何をして、次に何をして、いずではこうなりたい)が変わってくる。

目標や目指すものがなければ、与えられた課題=宿題を終えてしまえば、その日の勉強は終わりなのだ。
当たり前です。それがその人の1日の学習目標なのだから。

ひるがえって、目標を持っている人はどうか
宿題は最低限の課題と捉え、プラスα(アルファ)として、将来の自分像を想像しながら
それに対してやっておくべきことを想像し、計画し、実行し、修正するプランを立てるでしょう。
いや、それが部活動であっても同じことです。

野球やサッカーが上手になりたければ、学校の課題が終わったら、次に何をするだろう。
そのままTVや漫画、動画サイトやインターネットサーフィンをして時間をつぶすだろうか。
スポーツの場合は知識がいくらあっても、実践で生かせなければ意味がない。
つまり、スポーツも勉強も、将来の自分を想像したときに、”何もしない”というのは
一番下手な学習方法なのだといえる。

時間×質を高める簡単な方法

勉強は「時間×質」で決まる!

そうは言っても、なかなか勉強に身が入らない中学生も多いと思う。
では、どうすれば「時間×質」を効率よく行うことができるのだろうか。

それを実行するには2つの行動がある。

時間×質を高める簡単な方法:その①

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今すぐに、3日間で出来る目標を1枚の紙(チラシ、ルーズリーフ、メモ帳、付箋(ふせん))に書き出す!

理由:
まずは目標を設定して達成する喜びを自分で感じること。
(誰にも役立たない、)自分だけの目標を1つ設定して達成してみると、
とても気持ちよくなり、再挑戦したくなるものです。
次は4日間、次は5日間、6日間、1週間、3週間、1か月、そして半年、1年間とのばしてみます。
すると、いつのまにか、自分は将来、こういうことをやりたいんだから、その前に、こういうことをやっておかないといけないということに気づき始めます。
そう、この①の作業は将来の目標をある程度見据えて勉強するための助走を自分で作る作業になります。
こうすることで、「時間×質」は勝手に効率よくなります、なぜなら、それが目標のために行動できているのだから、無駄がなくなります。

時間×質を高める簡単な方法:その②

達成シート、不達成シートの自己管理
達成シート、不達成シートの自己管理

その2:目標達成シートと不達成シートを作って管理すること

理由:
①で作成した目標の紙は絶対に捨てないこと!なぜなら、失敗を認めてこそ次の目標ができるのだ。
達成すればそれはそれで気持ちが良いものだが、いつだってそんなうまくことが進むとは言えない。

例えば、風邪を引いて2日間寝込んでしまえば、3日間で達成するはずの目標はほぼ無理なことになり、
結果的に”不達成”になってしまうのだ。

人生も同じように、思っていることが現実に達成することなんてほんのわずかなことであり、
なぜか達成しようとすると壁が登場したり、邪魔者が横入りしたりしてくる。
それは何も人間だけではない、心の問題や健康的なもの、もちろん人間づきあいによるものもあるだろう。

失敗してしまったら、その目標の下に書いておくべきだ。なぜ失敗したのかを。
言い訳を書くなんてみっともない、と思うかもしれないが、失敗を認めるには言い訳しかないのだ。
言い訳を書かなければ、心の中でその言い訳がずーっと残ることになる。
「あの時の目標が達成できなかったのは・・・だったからなんだけどなぁ。」と。
口に出せとは言っていない、紙に書くことで、その言い訳を目で確認し、心から解放することで、
次の目標のステップになるのだ。

また、達成シートと不達成シートを分けて書くことで、
何が達成し、何が不達成だったのか、自分が出来ていない目標設定が一目瞭然(いちもくりょうぜん)となるので、
次に目標を立てるときは「前回は失敗しているから、1日延ばしてちょっと余裕を持つようにしよう!」となる。

目標は達成するから気持ちがいいものである。だから無理な目標設定は必要ないのだ。
自分のできる範囲を見極めて、「時間×質」を効率良く利用していただきたい。